桜とNSX

4月に入り、東京は桜が見頃です。
NSXに乗って春の訪れを感じてきました。

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見事に満開の桜です。
肌寒く小雨が降っている天気でしたが、雨の桜というのも風情があって良いものです。

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桜とNSXの組み合わせもなかなか良いかもしれません^^
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妙義山と中之嶽神社

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妙義山にて。左に見えるのは中之嶽神社と日本一大きい大黒像(高さ20m、重さ8.5t)。

NSX リフレッシュプランの真実

栃木県高根沢にある本田技研工業(株)のリフレッシュセンターを見学してきました。
リフレッシュセンターとは、リフレッシュプランという本田技研がNSX専用の機能修復作業を行っている施設のことです。
滅多にできないことなので、その時の様子をまとめました。
NSXオーナーの方、リフレッシュプランを検討されている方、NSXの購入を考えている方などの参考になれば幸いです。

リフレッシュセンターはJR宇都宮駅から車で20分ほどの距離にあります。

Googleマップ


栃木県高根沢はNSXの生まれ故郷で、ホンダはNSXの専用工場を栃木製作所高根沢工場としてこの地に建設しました。1990年から2004年までNSXの生産は全てここで行われていました。その後2005年の生産終了までは三重県の鈴鹿製作所で生産されました。

NSXの生産終了後に工場は閉鎖され、現在は敷地内に四輪新機種センターという施設が設置され、電気自動車や燃料電池車の生産が行われています。また、ここにはホンダが新車開発、F1マシンなど競技車両の技術開発を行っている研究所があり、まもなく発売される新型NSXの開発も行われていた、まさにホンダの核となっている場所です。この中にリフレッシュセンターはあります。


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本田技研高根沢の敷地を外から見た様子。かしの森公園が近くにある。


施設内での写真撮影は機密上、不可能かと思っていましたが、周囲の研究所などを写さないことと、施設内の車のナンバーを隠すことを条件にHPへ載せることも含め、リフレッシュセンター所長のHさんに許諾していただけました。


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リフレッシュセンター入口。本田技研の敷地に入ってすぐ右手にある。


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リフレッシュセンターA棟。受付カウンターとリフレッシュプラン施工後の検査が行われている施設がある。


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リフレッシュセンターB棟。リフレッシュプランの施工はここで行われる。


リフレッシュセンターに車を停めると、所長のHさんが出迎えてくれました。HさんはNSXに企画、開発の段階から長く携わってきたNSXのエキスパートです。
まずはリフレッシュプランの詳しい概要を説明していただくことになりました。


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リフレッシュセンターの受付カウンター。


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応接スペース。棚にはNSXの部品などが並べられている。インマニカバーとエンジンヘッドカバーの色に注目。純正品にこのような色は存在しない。


応接スペースでリフレッシュプランについての資料が用意され、Hさんが細かい説明をしてくれました。

リフレッシュプランはNSXを新車時の状態に戻すことを徹底しているサービスです。例えば、NSXのABSには前期型(ALB)と後期型の2種類があり、後期型のABSは前期型と比べ圧倒的に重量が軽く、しかも高性能です。この2つが目の前にあり、前期型を選ぶことはデメリットしかありません。そのため、初期のNSXに乗っている方は後期型のABSに換装している方が多いです。しかし、リフレッシュプランを施工すると後期型に換装していた場合、前期型のABSに戻されます。高性能化はせず、あくまでリプロダクトにこだわっています。わかりやすく例えるなら、パソコンの初期化(リカバリ)のようなことをNSXに施すことを目的としています。

リフレッシュプランの大まかな流れは、
『申込』 → 『車両点検』 → 『受入検査』 → 『作業開始』 → 『完成検査』 → 『完成』 → 『納車』
という流れです。

リフレッシュセンターに入庫するまでに3~12ヶ月程度かかり(2015年2月時点で約10ヶ月待ち)、作業期間は2~6ヶ月程度かかります。入庫待ちがなぜそんなに長いのかというと、NSXの部品には受注生産となっている物があり、部品の納期が長期間かかるためです。NSXオーナーの中には欲しい純正部品が生産終了しており、新品をあきらめてヤフオクなどで中古品を探している方は多いと思います。しかし、実際は受注生産をしているので、どの部品も発注をすれば手に入れることは可能なようです。ホンダはNSXの部品を今後40年、供給可能な状態にするそうです。一生かけてずっと乗り続けたいと思っている方にはありがたい話だと思います。


都市伝説の真実
リフレッシュプランはNSXが新車時の完全なノーマルの状態でなければ受けれないと耳にしたことがある方は多いと思います。しかしHさんによれば、レーシングカーのような改造を施したNSXでもリフレッシュプランを受けることは可能だそうです。例え違法改造されていても、納車するときに新車時の状態に戻っていればプラスの行為なのでメーカーとしては問題ないそうです。

施工の際に取り外した社外品のパーツは廃棄せずに取っておいてくれるようなので、回収もできます。私のNSXのように改造している車両もノーマルの状態に戻す手間なく、ノーマルのNSXにすることが可能というわけです。
ホイールを1つでも変えているとリフレッシュプランは受けれないというのはデマだったようです。


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リフレッシュプランの申込から納車までの流れ。


リフレッシュプランはいくつかある施工メニューをオーナーが必要に応じて選べるようになっており、最小限のプランは基本リフレッシュの370,000円(税抜)です。最も高額なメニューはカスタム仕様の外装リフレッシュで3,550,000円(税抜)です。それ以外にも100~200万円かかるものがいくつかあり、全てのメニューを選択していくと1,000万円を超えます。

価格だけを見ると高く感じますが、リフレッシュプランの施工方法や作業内容の話を聞くと、安すぎるくらいに感じました。作業にかかる手間や時間などを考えれば、会社としてこの価格では採算が合わないでしょう。リフレッシュプランはホンダが利益を目的として行っているサービスではないと見てとれます。


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リフレッシュプランの注文書。価格は作業内容などを考えれば決して高くはない。


Hさんと色々お話をした後、リフレッシュプランを実施している現場を見ることになりました。
B棟に入ると作業中のセブリングシルバーメタリックのNSXがありました。


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ほとんどの装着部品を外したNSX。ホワイトボディの状態からリフレッシュ作業は行われる。


このNSXは装着部品を取り外している段階です。エンジン、内装などあらゆる部品が取り外されており、ほぼボディだけの状態でした。外された部品を見てみるとまだまだ使える物ばかりでしたが、やはり全て新品に交換するそうです。とても綺麗な状態の車で、大切に所有されてきたことがうかがえました。

基本リフレッシュのみの場合でも、ホワイトボディの状態にしてボディの歪みなどをチェックするそうです。Hさんいわく、事故を起こしていないNSXのボディは20年以上経過した個体でも全く劣化していないそうです。アルミは腐食せず、年月が経つと硬さが増す性質があるので、NSXのボディは事故を起こさなければ半永久的に使えるボディなのかもしれません。

B棟には特別な塗装ブースがあり、NSX専用の丹念な塗装を施しています。NSXには4コート4ベイクという水性塗料を4層にする、とても手間がかかる塗装がされています。この塗装は1台に5日間もかけて行われます。そんなNSXの塗装で最も手間がかかる色が特別色のロングビーチブルー・パールで、オプション価格で50万円していましたが、採算が全く合わない色だったそうです。


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左側が塗装ブース。奥がエンジンをリフレッシュするスペース。右側に見えるのは塗装を終えたばかりのポールリカールブルーのNSX。無駄なものが一切なく、整然とした作業空間になっている。


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NSXのボディカラーは全部で32色。外装リフレッシュで希望の色に塗装することが可能。


リフレッシュプランにエンジンリフレッシュというメニューがありますが、オーバーホールするのではなくメンテナンスを行うものになっています。NSXのエンジン(C30A、C32B)は完璧で、全て分解してまでオーバーホールする必要がないらしいです。走行距離10万km超えのNSXのエンジン内部を内視鏡で見てみたら全く劣化していなかったそうです。パッキンやホースなど劣化が避けられない部分をきちんとメンテナンスすれば壊れることはないエンジンのようです。

リフレッシュプランに唯一存在しないエンジンオーバーホール。メニューに取り入れることは検討しているようですが、専用の施設が別に必要になってくるらしく、現在の環境ではできないとのことでした。リフレッシュプランに取り入れてほしいと思っている方は多いと思うので、今後導入していただくことを願うばかりです。

その後、受入検査、完成検査を行うA棟に行きました。


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受入検査中のNSX。リフレッシュを施工する前に問題点がないか念入りにチェックされる。


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右側に見えるのはリフレッシュを終えたNSX。ここで最後の完成検査を受け、オーナーの元に帰っていく。


A棟には受入検査中のNSXが1台、リフレッシュを終えたNSXが3台ありました。リフレッシュを終えた車を見させていただくと、ありとあらゆる部分がピカピカでした。エンジンルームも見せていただきましたがやはりピカピカで、まさに新車そのものです。Hさんがエンジンハッチを閉める時になかなか閉まらず、新車には「硬さ」があると実感しました。

仕上げられた車を見ると、選ばれた職人のみがなせる技だと思いました。新車の状態に戻すという作業は、生産することよりはるかに大変らしく、「整備」することではなく生産時の品質基準で「再生産」することだそうです。他社の自動車メーカーが見学に来た時に自分の会社ではできないと即答したらしいです。

現在、リフレッシュセンターには10名が勤務されており、1台につき1名が担当につき、約1ヶ月に1台のペースで車を仕上げているそうです。


開発経緯の真実
NSXの発売当時のキャッチコピーに「our dreams come true(私たちの夢は実現する)」という文がありましたが、NSXという車はホンダの「」をそのまま形にしたものらしいです。ホンダが全てを注ぎ込んで本当に創りたかったもの、それがNSXだったといいます。

ホンダの創業者である本田宗一郎さんはとても怖い人で、レジェンドの試作車を見た時、とたんに蹴りを入れて車を凹ませたりしたらしいです。そんな厳しい本田宗一郎さんが唯一、NSXは良い車だと素直に評価したらしいです。当時、すでに会社の取締役を引退していましたが、頻繁に研究所に来て開発中のNSXを気にしていたといいます。

NSXの生産台数は最も多い時で1日35台だったそうです。Hさんいわく、ボディさえあればリフレッシュセンターでNSXを生産できるらしいです。しかし、NSXのボディはアルミのため、加工がとても大変で専用の設備が必要となり、ボディ製造は簡単にはできないそうです。仕上げる時はヤスリで削って形を整える必要があり、手間と時間がとてつもなくかかるそうです。手作業で削って造られているということは、世の中にあるNSXのボディは1台1台それぞれ個性を持っているといえます。
NSXは時間もコストも惜しまない少量生産を前提としなければ絶対に造れない車だったようです。


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1990年発売当時のプロモーションビデオ。


NSX-R GTの真実
NSXの特別仕様車「NSX-R GT」は知る人ぞ知る伝説となっている車です。ホンダがSUPER GTに参戦するために必要なホモロゲーションを取得するために5台限定で販売したNSXです。2002年式のNSX-Rがベースになっており、外装パーツがCFRP(カーボン)素材を使用したワイドなものに変更され、サイズが全長4,610mm、全幅1,900mm、全高1,335mmに拡張されています。NSX-Rとの相違点はこの外観のみで、エンジン、ミッション、サスペンションなどの性能の変更はありませんでした。価格は5,000万円でNSX-Rが4台も買える金額でした。

このNSX-R GTを購入した人は本当にいるのか、変更しているのは本当に外装部品のみなのか。
真実を知りたくてHさんに聞いてみました。

すると、購入した人は1人いるそうです。個人で買われたそうで、現在も大切に保管されているそうです。
NSX-R GTの外観を忠実に再現した外装部品がRouteKS、SPOONから販売されており、装着した車は本物と全く見分けがつきません。しかし、本物がこの日本のどこかにいるのです。
Hさんによると現存するNSX-R GTは2台で、1台は前述の個人の方、もう1台は本田技研の教育施設に展示されているとのことです。

そして2つ目の疑問、NSX-R GTは本当に外観のみの変更なのか。
Hさんいわく、ホンダが外装部品を変えただけで3,800万円も高くするわけがないとのことです。
エンジンに価格相応の手が加えられているらしいです。
NSX-R GTの真の性能、それは運転した者のみが知る未知なる領域です。


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NSX-R GTのカタログ。


Hさんは、NSX専任のスタッフを販売店に配置させたかったと話しました。
過去にベルノというホンダ車の中でスポーティな車種を専門に取り扱うディーラーがあり、NSXはそこで販売、整備されていたため、オーナーは安心してディーラーに車を持ち込めました。しかし、2006年にプリモ(小型車専売)、クリオ(セダン専売)、ベルノが一つに統合されホンダカーズとなり店舗による専門性がなくなりました。NSXは専門知識を持った人に整備してもらいたいという方が多いので、ホンダカーズではなくKSP、ADVANCEなどNSXに関して高い技術を持っている社外の整備工場で車を見てもらっている方が多くいるのが現状です。
他社では日産がGT-Rを専門に整備できる環境を作っていますので、ホンダにもそのようなものを望みたいです。

その後もHさんからNSXに関する様々な話を聞かせていただいた後、リフレッシュセンターの見学を終えました。


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リフレッシュを終えたNSXには証明のプレートがエンジンルームにつく。


リフレッシュセンターを見学してわかったことは、リフレッシュプランには価格以上の価値があるということと、ホンダはNSXに対して特別な想いを持っているということがわかりました。

栃木県高根沢にあるリフレッシュセンター。
そこはまぎれもなくHondaの魂と情熱が宿っているところでした。


本田技研工業(株) NSX リフレッシュプランHP → http://www.honda.co.jp/NSX/refresh-plan/


AUTOart 1/18 ホンダ NSX (セブリングシルバーメタリック)
AUTOart 1/18 ホンダ NSX (セブリングシルバーメタリック)

リフレッシュ

今年も終わりが近づき、年末の大掃除の時期ということで、NSXを大掃除することにした。

NSXには「リフレッシュプラン」という本田技研が提供する有償のサービスがある。内容はNSXを新車時の状態に戻すというもの。
詳細HP → http://www.honda.co.jp/NSX/refresh-plan/

2014年12月時点で約10ヶ月待ち。費用もそれなりにかかる。
今回はリフレッシュプランをDIYで行うことにした。


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まずは交換する部品を把握するため、車全体を入念にチェックする。


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交換する部品の品番リストを作成し、最寄りのホンダカーズで取り寄せる。取り寄せた新品部品は時間をかけて丁寧に組み付ける。ボルト類も妥協せず新品に交換。自分でできる範囲の箇所をバラして徹底的に洗浄。


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DIYでリフレッシュ施工完了。自分の車の状態を把握できるのが良い点だと感じた。デメリットは膨大な手間と時間が必要になること。やり始めるときりがなくなってきて精神的に辛いが、終わった時の満足度は高い。

碓氷峠とめがね橋

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碓氷峠にて。奥に見えるのは碓氷第三橋梁(めがね橋)。

「リアル頭文字D」 第2弾 始動

新たな公道最速伝説、第2弾が幕を開ける...

Coming Soon...

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コンペティションサンシェード

NSXにラリーカーやレーシングカーのウィンドウ上部に貼られている日除けのデカールを取り付けました。正式な名称はないそうですが、取り付けたお店はコンペティションサンシェードと呼んでいました。
 
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黒色のデカールの上に自分の好きなロゴ等を入れることができます。


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ここが取り付けに行った埼玉県朝霞市にあるお店「デカルコ」。


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店に入ると猫が出迎えてきました。365日このお店の中に住み込んでいるそうです。

(施工前)
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(施工後)
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約30分で作業は完了しました。出来がかなり良く、満足度は高いです。車の印象がかなり変わります。しかも車内からは透けるので車検も通ります。耐久性もガレージ保管であれば5~6年は持つらしいです。実用性の高いドレスアップと言えます。

海を渡って来たNSX

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購入したNSXが北海道から海を渡って東京のとある港に到着。


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付近にいる人たちが物珍しそうに見ていました。


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業者の人が台座から降ろし、そのまま納車。パワステがない車ですが運転しやすかったのが印象的でした。

NSXとの出会い

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所有するNSX。北海道で初めて出会った時の写真。


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GT500ウイングとディフューザーでダウンフォースを発生。エキマニ、マフラーは社外品。


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白いカラーのNSXを探していたので即購入。


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2009年11月の北海道。
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リアル頭文字D 赤城 下り 晴れ 夜
ジャンル:車載動画
公開日:2016年2月6日
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